本日は会派絆メンバーにて市内視察
まずは揖斐川河口へ🚙
国土強靭化対策工事として、三重県が行う海岸高潮対策事業🌊
高潮と堤防の液状化を防ぐため、堤防に27mの鉄の板(矢板)を打ち込むと言う作業場を見学させていただきました。
伊勢湾沿いの堤防100mを強化するための工事。大きな板を重機を使って打ち込み、その後でまたさらに防波堤を作るとか。よくあの場所は工事をしているなとは思っていたけれど、どんどん高さを求められる堤防。安全のためには、終わりはないなと感じました。
その後、桑部橋の架け替え工事現場へ👷
ようやく進みはじめた桑部播磨線の道路事業。桑部橋の完成は、令和7年4月を目指しているとのこと。道路イメージとしては、桑部から新西方に向かって橋を渡ってきた場合、員弁街道や北勢線を越えるためにも高架の道になるそう。今もうすでに盛り土がされており、高くなる予定がちょっとずつ見えてきていました。しかし、まだ住宅地に関しては用地買収などが進まず、完成時期は全くの未定だとのこと。今工事をしているヨナハ丘の上病院の国道421号線を挟んで反対側の更地にしている所は商業地となると言うことしか知らされておらず。その辺りが桑部橋に繋がるにはまだまだ時間がかかるのだなぁと感じた次第で。
ちなみに、ちょうど道路が通る場所にあったのが、惜しまれて閉店した「中川ベーカリー西別所店」。
人気だっただけになぜ、と言うお声をたくさん聞きましたが、道路整備の用地取得のためにご協力頂いてのことだったとか。ほんともう感謝しかないです。引き続き新屋敷店に行かせていただきます。
午後からは、長島の(県)大島排水機場を見学させていただきました。
新しいポンプ場は、エンジンと電力モーターで回る2つのポンプ。災害時の避難タワーも兼ねた建物となっておりました。長島の地盤は、深く6mぐらい掘ると川の水が染み出す土地で、雨水以外にも水があるそう。そんな長島の人にとって、雨の日以外にもポンプはとても大切で欠かせないもの。保守点検なども細かに行われている様子でした。昔から「ポンプと堤防に足を向けて寝てはいけない」と言われるとか!排水機場と共に生きる長島を知りました。
最後に、蛎塚の大溜池にて、地震対策のための池防災工事現場を視察しました
私の小学校区でもあり、昔なら馴染みのある蛎塚の溜池。農業用水として江戸時代前からあったそう。耐震検査により危険であるとのことから、豪雨と耐震両方に対しての対策工事がされました。
縣神社への参道も兼ねた道も工事区画となり、自然が豊かで大好きだった素朴な風景の道路も一旦工事をなされました。すぐ隣には民家があるので、安全を守る為として大切な工事だったのではと思いました。
地震、津波、豪雨・・・たくさんの自然リスクと共に暮らすための工事にはたくさんのお金が使われています。屋外で工事をしてくださっている方々にも感謝。安全はいつも誰かの手で作られているものだなと実感しました。